木材は火の弱いと言われていますが、木は間接的な火に対しての発火点は450度で、
しかも表面が炭化して燃え広がるのを防ぎますから、直接火が当たらないようにすれば、
火災に強いといえるのです。
屋根や外壁には不燃材を使用することで、耐火性の高い住宅も可能です。
意外に揺れにも強いと言われています。その理由は、木材は他の構造材と比べてとにかく軽いこと。
建物の重量が大きいと、地震によって生じる揺れのエネルギーも正比例しますから、
その点、木造は総重量が軽く、家全体にかかる力が少なくてすむ、というわけです。
耐震性については、昭和56年以降の建築基準法の耐震基準にかなっていれば、
まず大丈夫と言われています。
木造軸組工法の地震に対する強さは、最近の実験でも実証されています。
|