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会長兼社長講義 バックナンバー【2019年5月23日】

当社では、毎月勉強会を行なっており、毎回1つのテーマに沿って会長が講義を行います。
ここでは、その講義内容をご紹介し、当社がどういう会社か少しでも知っていただければ幸いです。

令和元年5月23日

人生、壁でこそ成長できる
 去る4月1日の日本経済新聞に人生壁でこそ成長する、というタイトルでの記事がありました。その内容は、池上彰さん(ジャーナリスト)と黒田博樹さん(元プロ野球選手)特別講演と題してありました。皆さんが知っての通りご両人はそれぞれの道で人生の達人です。

 お二人の対談の中で人生の壁をいかに乗り越えて来たかが焦点でした。

 先ず池上さんは「一度地獄を見ると世の中につらい仕事はなくなるんです。苦しい体験を若いうちにするからこそ、得られるものもある」また黒田博樹さんは、座右の銘として「耐雪梅花麗」を大切にしています。(ゆきに、たえてばいか、うるわし)これは西郷隆盛の漢詩の一節です。梅の花は寒い冬を耐え忍ぶことで、春になれば一番麗しく咲く、という意味です。お二人の対談の中で人生は、試行錯誤先人の知恵と助言に救われるとありました。

 ここで私自身の人生を振り返ってみると本当に多くの壁に立ちふさがれ何度となく挫折を繰り返しての人生でした。

 私は、人生の壁は積極的に生きる人に与えられた成長のチャンスだと思います。

 先ず思考の習慣から行動への変化を求め実行する。実行を習慣化するのはなかなかむずかしいことですが、そこでやり抜く力グリット、強い精神力をもつことが必須です。

 人生の壁の中から新しいものを見い出し、成長の糧として、良く生きる人生の種を育て大きな花を咲かせるのが人間力の成果です。

 松下幸之助さんのお話の中に「絶望はあかん、道はある」として、

「きみ、経営というのは、いろいろ問題がでてきて、心休まることはないやろ。難しいもんや。まぁ、売り上げも考えんといかん、利益も考えんといかん、それ以上に社員のこと、またお客様のこととかな、考えんといかんからな。商売はいつもうまくいくということはない。むしろ壁にぶつかって、前に進めんことのほうが多い。まぁ、それが経営やな。

 けどな、壁にぶつかっても、それでもうダメやと、お終いやと。そういうふうに考えたらあかんで。必ずその壁の向こう側にいける知恵がでてくるもんや。わしも長いこと(経営者を)やっとるからな。もうあかん、これでお終いやと感じることもないでは、なかったけどそのつど、その都度なんとか壁の向こうに行くんやと。そう考えて一生懸命、その方法を考えてやってきた。そう考えると確かに、壁の向こうに行く知恵というか、方法が浮かんでくる。でてくるんやな。

 何度もそうやって苦境を乗り越えてきた。振り返ってみれば、乗り越えてきたんやからな、苦境、苦難だったとは言えんとは思うけどな」

 さらに熱意を失ってはいけないとして

 「きみ、2階があるとするわな。その2階に上がりたい、なんとしても2階に上がりたい、そういう思い熱意があれば、そこいらの石を根気よく集めて、積み上げて、それを登って2階に上がるという工夫、知恵もでてくるし、そうや、こうしようとハシゴを考えだすこともできる。絶対に2階に上がろうという熱意のある人だけが、結局は、2階に上がることができるというわけや。」、「さっきの壁の話な。あれも壁にぶつかっても、なんとか壁の向こうに行こうと思ったら、左にいって抜け穴はないか、右にいって抜け穴はないか、なければ壁の下に穴を開けることは出来ないか。それもダメなら、さっきの2階に上がるようなハシゴが考えられないか。

 懸命に考えれば、まだまだ、知恵も工夫も出てくるわね。」

 松下幸之助さんは人生の壁を楽しみながら壁があるから人生は楽しいといつも「壁」にぶつかることを楽しみながら常に自分の成長の種として自分磨きに励んでこられた人生でありました。

 私達の今の人生は、まさに未曾有の時代です。科学文化の発展と人間の持つ欲望は益々エスカレートされ、世界中の人々がテンヤワンヤと揺れ動いています。人生の壁は、当たり前です。この壁を乗り越えて生き抜くことに人として生き甲斐が存在します。

 よく生きる人生を共に手を取り合って生きて行きましょう。

難行苦行の人生を

手を取り合って生きていく

これが我等の人生航路

壁又壁の人生の道

越えて見せるぞ人間力で



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