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会長兼社長講義 バックナンバー【2017年2月23日】

当社では、毎月勉強会を行なっており、毎回1つのテーマに沿って会長が講義を行います。
ここでは、その講義内容をご紹介し、当社がどういう会社か少しでも知っていただければ幸いです。

平成29年2月23日

性根の持ち方で人生は変わる
 先ず、性根とは何か、辞書によると、*その人の根本の心構え。心の持ち方。根性。こころね。「性根を据えてかかる」「性根の腐ったやつ」「性根を入れ替える」*確かな心。正気。*物事の要となるところ。本質。とあります。私は、人生の生き方において大切なものは、この「性根」の持ち方ではないかと思っています。私の過去の人生については、しばしばお話をしていますが、他人ごとではなく、私自身も「性根の腐った」部分が多々あったと思います。この実証が52年前の地獄落ちです。私は正直に申してこの「地獄落ち」の体験が自分自身を変える切り口になったことは事実です。人は皆それぞれの環境と境遇の中で生まれ育ち生きています。

 人は、一人では生きていけないという原則があります。信用、信頼、という人間同士の交わりにおいて、最も大切な規範があります。「人の性根」はここでのど真ん中にあります。素直さも、やさしさも、思いやりも、気配りも全て、この性根から発信されます。先月の勉強会で「人間力」のお話をしましたが、まさにこのことです。仕事十訓に「自信を持て、自信がないから君の仕事には迫力も粘りも、そして厚味すらない」とあります。これは電通の「鬼十訓」と言われていますが、私は人間がこの時代を生き抜くことは、まさに、喰うか喰われるか、切るか切られるか、という厳しい現実のあることの事実を理解してこそ、良く生きる知恵と根性つまり「性根」ができると信じています。一流のアスリートを例にしてみますと、この事実が鮮明にわかると思います。

 何時の時代もこれで良しはありません。変化するのが当たり前の世の中です。この現実を充分に理解しておかなければ、人生での生き方を誤ります。私は自分の人生において今の時代ほど生き方に戸惑いを感じたことはありません。何故ならば、激変する時代の特性とも言うべき、市場ニーズの多様性とこれに伴う技術革新の進化による生活の変化です。また世界中でのイデオロギー論争を始め、各国各民族間での生き方を巡る葛藤のすさまじさは、目に余るものを感じます。この事実こそ人間の本性でしょう。

 改めて生きるとは何かを考えざるをえません。人間には、人それぞれの「魂」「人格」「誇り」という人間としての尊厳をもっています。この「人としての尊厳」をどう守り生き抜くのかが、人生の生き方における重要な課題であると思います。この人間の尊厳に差別はありえない、どんな人でも平等です。ここに生きる価値は存在すると私は信じています。

 生き方に理屈はありません。勇気、ヤル気、素直な心をもって世のため人の為にを目指して生きていくことで、私達は「人間の尊厳」を守る人としての当たり前の人生が生き抜けると思います。不確実で不透明で変化の激しいこの時代を良く生きるは「強くて正しい性根」をもって生きるということです。今一つ大切なものを忘れていました。それは「心身一如」です。心身は共に強靭なものでなければ人生を良く生きて行くことはできません。限りある人生を共に良く完走することを誓いましょう。

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