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会長兼社長講義 バックナンバー【2016年10月27日】

当社では、毎月勉強会を行なっており、毎回1つのテーマに沿って会長が講義を行います。
ここでは、その講義内容をご紹介し、当社がどういう会社か少しでも知っていただければ幸いです。

平成28年10月27日

思考が人生を創る「心の持ち方」
 去る9月8日が私の誕生日でした、86歳を迎えて改めて人生とは何ぞや、生きるとはどういうことか、について考えてみました。波乱万丈、紆余曲折と多くの失敗を繰り返しながらの人生でした。生きるということは斯様なものです。決して淡々とした人生は存在しないということでしょう。私は生涯現役を掲げて今を生きています。85年の過ぎし日が私の頭の中を回想しています。ここで気付いたことがあります。それは正しく「人生とは心の持ち方」で道があるということです。言い換えれば、心が積極的にヤルぞという方向に動くのと、マアイイカと消極的に動くのとでは、天と地の違いがあります。これが「思考が人生を創る」と言うことです。思考とは文字どおり思い考える事です。学問的にこれを解析すると、それぞれの思考において論理がありますが難しいことは言わないことにします。

 大切なのは「今」をどう生きるかにあります。私は、毎日の生き方において「人生とは何ぞや」「生きるとは何か」を念頭においてメンタルトレーニングをしています。「一日一言」はまさにその産物であります。つまり「心の持ち方」を確認しています。私の「思考」はここにあります。最近一番悩んだのが運転免許証の更新でした。これっきしの事でこんなに悩むとは、と私自身情けなさを感じました。これは自身が人生の壁を造ったのも同然です。60年以上なじんだ生活の一端である車とのなれそめが、こんなにも重大な課題であったのかと、否そうではない自身のネガティブな思考への苛立ちであったということです。私は、自身のテーマである「生涯現役」を失念していたということです。これに気付かせてくれたのが、決して「挫けない、前向きな」タフな心です。

 52年前の地獄の人生に思いをはせたことでした。「なせばなる なさねばならぬ何事も ならぬは人の為さぬなりけり」【上杉鷹山】であります。ここで私は改めて「心の持ち方」の大切さを再確認しました。長い人生です、誰にでも人生での壁や失敗はあります。これをどの様に受け止め向き合うかで人それぞれの結果がでてくるものです。そもそも、壁や失敗はどうして存在するのか考えてみましょう。人生での壁や失敗は、人が物事に挑戦した証として遭遇する出来事です。換言すれば積極的にいきる為に実践、実行した結果です。ならばどんどん前向きに行動する「強い心の持ち方」が一番手にあります。この「強い心」をどうやって持続するのかが大切なやるべきことです。私の実践しているメンタルトレーニングは、まさにこの「心」の鍛錬です。「人は心」はここにあります。

 中村天風先生は「運命を開く」と言う本の中で、次の様なお話をされています。即ち「私は今、力と勇気と信念とをもって甦り、新しい元気をもって、正しい人間としての本領の発揮と、その本分の実践に向かわんとするのである。私はまた、私の日々の仕事の溢れる熱意をもって赴く。私はまた、歓びと感謝に満たされて進み行かん。一切の希望、一切の目的は、厳粛に正しいものをもって標準として定めよう。そして恒に明るく朗らかに心理の道を実践し、ひたむきに、人のために役立つ自己を完成することに努力しよう。」

 「人間の心で行う思考は、人生の一切を創る」そして「人間の健康も、運命も、心一つの置きどころ」と言っておられます。この一節を読んで私たちの「心の持ち方」で人生が決まるを痛切に感じます。改めて、人間としての「正しい心」「勇気ある心」「明るい心」「朗らかな心」をもって積極的に人生を生き抜かねばならない、ということを教えられました。

 ここで今一度「心の持ち方」について、大きな刺激と感動を覚えたお話をします。それは今行われている「RIO2016パラリンピック」でのお話です。沢山あるお話のなかから柔道銀メダリスト広瀬誠選手【39歳】のお話をします。彼は高校2年生の時難病で視力が悪化したが柔道に支えられた、として3人の子供さんに「柔道に励み、人生を楽しんでいる父親の姿を見せたい」この一心が、メダルへの原動力になったと言っています。人間の思いの強さ、深さ、がこれ程大きなパワーなると、言うことでしょう。私もあやかりたいと我が身にムチ打つ毎日です。

 人生は一人では生きて行けません。皆で力を合わせて、強く、明るく、元気で、生き抜きましょう。

    心の持ち方の詩
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