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会長兼社長講義 バックナンバー【2015年8月27日】

当社では、毎月勉強会を行なっており、毎回1つのテーマに沿って会長が講義を行います。
ここでは、その講義内容をご紹介し、当社がどういう会社か少しでも知っていただければ幸いです。

平成27年8月27日

難行、苦行を成長の糧とせよ
 まさに生きることの厳しさを痛感する出来事が身辺に頻繁に起こっています。最近では、5月20日又しても火災事故が発生しました。自宅の隣の作業倉庫です。午前1時10分頃トイレで目が覚め、シャッター越しに外の真っ赤な炎が目に入り、思わず「火事だ」と叫びました。「一瞬自失茫然です」われに返り「119」「110」に通報するため携帯電話を取りコールすれど通じない。実は「093」を頭につけないと通話しないことが後でわかりました。その頃外部からの通報ですでに消防署、警察署の方々が現場にきておられました。無我夢中で火災現場を、只、オロオロとうろつく我が身の悲惨な姿をさらすだけ。気を取り戻して冷静になった時には万感の悔しさがこみあげ大声を上げて泣きじゃくるのみ…この時ほど惨めな我が身を感じたことはありません。先の4月29日に事務所のボヤ火災を起こしたばかりです。

 「まさか」の2度目の火災、本当に「命」のちぢむ思いです。人生に災難はつきものであることは充分に承知しているはずですが、こんなに近々に二度も罹災するとは…やはり私の心の緩みが原因であると「リーダー」の責任を痛感しています。

 私は日々の生活の中で、毎朝仏壇の前で自己反省と積極的に生きる人間であるための誓いをしています。即ち「憂きことのなほこの上に積もれかし限りある身の力ためさん」を唱え1日の行動規範としています。

 「カラ念仏」というのがありますが、私の修業の未熟さを痛切に感じています。あらためて、人生の道を強烈に学ばねばいけないと反省しています。

 高齢になると色々と病気との戦いがあります。現在戦っている「前立腺ガン」の治療で放射線による治療をうけていますが、これが又、大変な修業の場になっています。

 さらに今、最大の試練は、事業継承であります。私は、過去に父の事業を継承し見事失敗をしました。事業に対するビジョンやスキルが欠如していました。単純にソロバンかかえていきあたりばったりで時代の変化と市場に対するニーズに対応対策が全くできていなかったということでしょう。

 佐久間昇二さん(元松下副社長、WOWOW会長)は、志を失うな「人間は逆境の中にこそ成長する」といっておられます。倒産という地獄をみたことで私の無能力を知り全てが一からの再出発でした。人間には失敗は付き物です。これを恐れず、何故失敗したかを考え反省し、また、その原因を正して改善に励んでこそ進歩がある。人間がポジティブに前に向かって強く生き抜くためには全ての事象、現実を真向から受け止めていかなる困難に出合うとも逃避することなく勇気と根性をもって対処する覚悟と実行する能力が肝要です。

 世のため人のために生きる人生の喜びを共に享受してこそ生き甲斐があります。そこに人生の大儀が存在します。

 難行、苦行を通して生き抜く人生のなかにこそ、その成果は得られるものです。すべての苦難を糧として、私達は成長し続けることにこそ人生を生きる価値は存在すると私は信じています。

 「艱難汝を玉にす」

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