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会長兼社長講義 バックナンバー【2014年3月27日】

当社では、毎月勉強会を行なっており、毎回1つのテーマに沿って会長が講義を行います。
ここでは、その講義内容をご紹介し、当社がどういう会社か少しでも知っていただければ幸いです。

平成26年3月27日

心の持ち方で人生が決まる!(第1話)
 人生をよく生きるということが私たちの大切なテーマであります。人はそれぞれの人生において、心の持ち方が色々様々でありますが先ず「心とは何か」から考えてみましょう。

 心とは、人間の理性、知識、感情、意志、思考などの働きの基になるもの、と辞書にあります。また、心のもつレパートリーは本質的には無限大であり、人間の全てが持つ心の感性は、プラス思考からマイナス思考、また森羅万象に対する感受性、喜怒哀楽に対する感情、人間が生きるために必要とする全ての欲求等、まさに広大無限であります。

 以下は、木村耕一さんの「こころの道」より。イギリスのある作家は、「人生は、稽古をする時間もなく舞台にあがらねばならない劇である」と言いました。確かに、毎日が、ぶっつけ本番です。しかし、この地球上には、何千年も前から人が生きています。いつの時代も、人間として悩むことに大差はありません。無数の先輩たちは、生涯をかけて学び取った教訓を、諺、格言、寓話などにして、私達に残してくれました。これはお金では買えない宝物です。その時の自分にあったものを選び取れば、大きな指針になるでしょう。すでに二千五百年も前の中国に「故きを温(たず)ねて新しきを知る(温故知新)」という戒めがあります。世の中が混乱し価値観が大きく揺れている今だからこそ、昔から伝えられてきたいい話に、目を向けてみませんか。その中から、きっと新しい時代を生き抜くヒントがみつかるはずです。

◎その1 一日に一つ学べば、一年で三百六十五も身につく
(信玄流、学問のすすめ。)

 「人を木に例えるならば、学問は、その枝葉にあたる。枝葉がよく茂った立派な木になるためには、大いに学問をしなければならない」武田信玄は、家臣との懇談の中で、学問の必要性を説いている。では、どんな心構えで学べばいいのか。信玄のアドバイスは光っている「なにも書物を読むことだけが学問ではない。それぞれの道を究めることを学問という。自分よりも優れている人に近づき、話を聞くのもよい。一日に最低一つ学ぶように心がけなさい。そうすれば一カ月で三十カ条学んだことになる。一年たてば三百六十余りも身についたことになる。去年の自分よりも、今の自分のほうが、はるかに向上しているはずだ。頭を下げて、人の良いところを学びとるのは、少しも恥ずかしいことではない。」

 戦国乱世を勝ち抜き、信長、家康に恐れられていた信玄自身が、若き日から実践してきた心得なのだろう。一人の人間として、生涯どれだけ立派な枝を伸ばし、多くの青葉を茂らすことができるか。それは、一日一日の、小さな努力の積み重ねの結果である。

◎その2 円満な家庭生活と、整理整頓は、密接な関係がある
思想家カーライルの助言

 「先生、助けてください。家庭のことで、悩んでおります。どうかお願いします。」一人の婦人がカーライルのもとを訪れて、涙ながらに訴えた。名高いカーライルならば、何か光を与えてくれると思ったのだろう。婦人は苦しい心情を切々と語り出した。彼は、ただうなずきながら聞いている。最後に、こうアドバイスした。「よくわかりました。その悩みを解決するカギは、あなたが毎日使っている裁縫箱にあります。」「裁縫箱ですって?私の悩みと、どんな関係があるのでしょうか。」「乱れた糸があったら、きちんと巻きなおして下さい。次にタンスの中を調べて、乱雑に入っている衣服があったら、整頓することです。私が申し上げられるのは、それだけです。」婦人には理解できなかった。だが、誠意をもって聞いてくれたカーライルの言葉だけに、何か深い意味があるに違いない、と思って帰宅した。一週間後、「先日は誠にありがとうございました。」明るい笑顔に戻った婦人が、再び、彼のもとにやってきた。「裁縫箱の中は、ご指摘どおり、針も糸も乱雑に入っていました。タンスの中も、衣服をきちんとたたんでいなかったり、種類別に分けていなかったり…気がつたら、家中の整理を始めていました。なぜ、こんなに基本を疎かにしてしまったのかと、恥ずかしくなりました。家の中の乱れは、心の乱れの表れなのですね。これでは、何事も、うまくいくはずがない、と知らされたのです。」カーライルは、にっこり笑ってうなずいた。

 円満な家庭生活と整理整頓は密接な関係があるようだ。

 以上、二つのお話から何を感じましたか。私は人生をよく生きる第一歩としてのやるべき事として、日々学び、日々行うことの大切さを感じました。ローマは一日にして成らずという格言があります。一日一日を大切にして人間として成長するためにやらなければいけないことがあります。

 私達は、お客様のお住まいの安心・安全・快適を目指すという目標があります。そして皆さんと共に楽しくて、幸せを感じる人生を持つという結果を得なければ、私達の生き甲斐がありません。皆で力を合わせて、一日一日を学びやるべきことを実行しましょう。(トーマス・カーライル、英国の評論家(1795年〜1881)19世紀)

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