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会長兼社長講義 バックナンバー【2013年12月26日】

当社では、毎月勉強会を行なっており、毎回1つのテーマに沿って会長が講義を行います。
ここでは、その講義内容をご紹介し、当社がどういう会社か少しでも知っていただければ幸いです。

平成25年12月26日

格差の時代を、おもてなしの心で生き抜く!
 格差の時代、これが世界中の当たり前、の時代であります。良いとか悪いとかの議論は存在しない、これが私達の現実であります。そもそも「格差」は、自分自身の能力と心構えの中から生じる結果として存在するものである、と私は思っています。つまり自身の能力が全ての格差の原点であるという考え方であります。政治や経済や教育や医療等、社会問題でいう格差も決して見逃すわけにはいきませんが、私がここでいう「格差」は、個々の能力についてであります。自由経済とグローバルゼイションの基調がその原点にあります。

 生存競争が人間の生きていく現実において当たり前である限り、競争に勝つための能力は必須の要件であります。この事実が格差を生む原因であり、そこに色々な結果が生じます。
 今、世界中において全ての企業における能力競争は熾烈を極めています。私達住宅業界においても論外ではありません。

 少子高齢化の進む現時代を生きる私達の仕事も決して生易しいものではありません。まさに死闘をもって対処する覚悟が必要であります。

 私は、この難局が格差の時代というにふさわしい表現であると思っています。この時代を生き抜くための必須の要締こそ「おもてなしの心」であります。

 平成24年8月の研修会で企業の求める人材というお話の中で1位コミュニケーション能力、2位チャレンジ精神、3位主体性、4位行動力、これは仕事に打ち込む姿勢を最も評価しているということであります。私はさらにこれ等をベースとして「おもてなしの心」を提唱したいと思います。そこで「おもてなしの心とは」についてお話をします。

 「おもてなしの心とは」相手の立場に立って心温まる応対をする「もてなしの心」の原点であります。「もてなし」には相手が満足することで、もてなす側も喜びを感じるという関係があり、こうした相互関係が人と人との心の交流の中で「気遣いの心」「思いやりの心」として現れます。この事実が日本人のもつ美しい心としての象徴であります。

 積水ハウスの和田勇さん(会長兼CEO)は、日本経済新聞の私の履歴書(現在連在中)の中で次の様にお話ししています。

 積水ハウスが創業間もない頃、名古屋支店に就職した、右も左も分からない初めての名古屋、ましてや住宅営業も初めてで、まさに無手勝流と四面楚歌であった、所長も先輩も何も指導も指示もしてくれない、毎日が厳しい環境であった、ある日先輩の仲立ちで漸く一件の契約が取れた、その時出合った協力会社の社長、八神栄之助さんという方から色々ご指導を戴く中で、次のお話を戴いた「住宅を売るという仕事は、魂を込めてお客様と接することが肝心だ、お客様の喜び満足を第一に考えていると必ず報われる」と、私はこれを信じ実践した、そして1967年4カ月で40棟の成約が取れて日本一に輝いた、365日をただひたすらに、お客様のために何が出来るかを考えて働き続けた結果として、お客様がお客様を連れて来て戴くことになった。 住宅産業は、家を売って終わりという仕事ではない、その後の住み心地をお聞きしたり不具合や、トラブルに対応したりすることが大切な役割だと考えている。住環境の質や良い住まいへのこだわりが、私達の進むべき道である。」とあります。

 このお話は、まさに「おもてなしの心」そのものの実践であり、私共がやらなければいけない最も大切な要締であります。

 今一度「おもてなしの心」について私流の解説を致します。

 以上が「おもてなし」に対する私の私見があります。

 人が主と書く住まい造りは、まさにおもてなしの心をもって実行することが至上の使命であり、私達がやらなければいけない最も大切な要締であります。
 千利休は茶道の中で、おもてなしの心とは相手のために何ができるのかを解き、相田みつをさんは、感動が人を動かし、出合いが人を変える、と言っています。私達は仕事を通して「おもてなしの心」と「根気強く誠実にお客様が全て」を実践することで格差の時代を強く生き抜くことができると信じています。

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