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会長兼社長講義 バックナンバー【2013年2月21日】

当社では、毎月勉強会を行なっており、毎回1つのテーマに沿って会長が講義を行います。
ここでは、その講義内容をご紹介し、当社がどういう会社か少しでも知っていただければ幸いです。

平成25年2月21日

人生の道、生きる力とは
 人が生きるためには、先ず個々の能力の中で「生きる力」が問われます。「生きる力」とは、自分で課題を見つけ、自ら学び自ら考え、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する。これが一般的見解であります。ここで大切なことは、「思考の能力」であります。

 人生の道とは、(松下幸之助さんの本のなかに)自分には自分に与えられた道がある。天与の尊い道である。どんな道かはしらないが、他の人には歩めない、二度と歩めぬかけがえのない道。広い時もある。せまい時もある。のぼりもあればくだりもある。淡々としたときもあれば、かきわけかきわけ汗する時もある。この道がはたして良いのか悪いのか、思案にあまるときもあろう。しかし、所詮はこの道しかないのではないか。あきらめろと言うのではない。いま立っているこの道。いま歩んでいるこの道、ともかくもこの道を休まず歩むことである。自分だけしか歩めない大事な道ではないか。自分に与えられているかけがえのないこの道ではないか。他人の道に心奪われ、思案にくれて立ちすくんでいても、道は少しもひらけない。道をひらくためにはまず歩まねばならぬ。心を定め、懸命に歩まねばならぬ。それがたとえ遠い道のように思えても、休まず歩む姿から必ず新たな道がひらけてくる。深い喜びも生まれてくる、とあります。

 相田みつをさんは、道は自分でつくる。道は自分でひらく、人のつくった道は自分の道にはならない、といっています。

 また五木寛之さんは、「人生とは選択の連続である」全ての人が迷っている未曾有の時代、あなたは、自分の道をどう探すのか?として「選ぶ力」が人生の決め手、として次のように言っておられます。選ぶ、選ばれる、というのは、人生の一大事だ。しかも最近の世相は、「選ぶ」幅が激減して、やれリストラだ、非正規雇用だと、「選ばれる」リスクが大きくのしかかってきている。一方で私たちの目の前には、自ら「選ぶ」「選ばざるをえない」状況が次々と巡ってくる。日常に瑣事(さじ)から一生の問題まで、日々厳しい選択を迫られているのだ。それは自己責任とよばれる選択である。「あの時こうしていればよかった」とあとで悔やむことの多き人生だが、私の場合ほぼ8割くらいが選びそこねているように思う。黒か白か、瞬時に判断がつくようなケースは現実には少ない。選んだ道の結果は、時間軸をどこにおくかで分かれる。混迷する政局も、世界経済の先行きも、TPPや領土問題の現状もほとんど見通すことができない。暗夜の海に漂うボートに乗っているような心持ちだ。唯一頼りになるものは、自分のこの健康な体であるという幻想が広く世間をおおっているのも当然だろう。燈台の灯りがどこにもみえない荒天のなか、それでも私達は日々を生きる。そのつど自らの選択に迷いながら。

 私はこの「本」(選ぶ力)を読んで人生の道には、自分の力のみではどうにもならない運命の存在を強く思い、また、運命を素直に受け止めるのか、それとも、運命にさからって生きるのか、人間の迷いは、そこにもある。

 そこで「運命」とは、について、五木さんは、その現在をはさむ二つの決定的な時間のあり方だ。私達はいやでも自分の未来、明日のことを思わずには生きていけない。

 私は運命とは、努力に応じた報酬を授ける機関であるという考え方に同意するものです。人生の道において選ぶ力が即生きる力に転化すると考えた時、自らの思考の能力が人生のあらゆる選択においてその決め手であると考えられます。人生における開運は自らの努力と汗の結果として授かるものです。西脇工業高校のマラソン監督である足立先生は、後悔のない人生を生きるためには苦しい戦いを勝ち抜くこと、として「考える力」で強くなるとして、選手の皆さんに日誌を書かせ、その中で選手一人一人の心の状態を読み取り、自信のもてない選手の具体的な指導に取組んでいます。そして選手各自のやる気を引き出すために、選手相互の絆とコミュニケーションを主体とした指導をしています。その結果が選手の個々の能力の向上となり強いチームが生まれたといっています。(テレビ)

 どんな局面のなかでも、命ある限り生きていくのが人生の道であります。道の選択は自らの力で決める。決してあきらめないが決め手、そして、苦しい時、これにどう対応して人生を攻め抜くのかが「カギ」です。その時必要なものは誰にも負けない強い意志、根性、健康な体力であります。



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