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会長兼社長講義 バックナンバー【2012年10月25日】

当社では、毎月勉強会を行なっており、毎回1つのテーマに沿って会長が講義を行います。
ここでは、その講義内容をご紹介し、当社がどういう会社か少しでも知っていただければ幸いです。

平成24年10月25日

利益の源は、お客様の心理の中にある

 21世紀の今日は、まさに大競争の時代であります。毎日毎日が食うか食われるか、という凄まじく厳しい時代であります。

企業経営において、利益なき繁栄はない、は当然のことですが、今日の一番切実な課題になっているのが、如何にして安定した利益を得ることが出来るかであります。皆さんと共に毎日一生懸命に汗と知恵を出して頑張っているのも全てこのためであります。

 私は平素から「人は心」を提唱しています。お客様の「心の中」つまり、心理の中に利益の源があるとセブンイレブンの鈴木会長はいっておられます。「顧客のために」ではなく「顧客の立場を」考える、ということです。

 利益の源は顧客の心理の中に埋まっている。どうすれば、それを掘り起こすことが出来るのか。心理学経営が説く「黒字ビジネスを発想するための7つの原則」として次のことを提唱しています。

原則@ 売り手側の固定観念にとらわれない。
自分たち(売り手)の固定観念を否定し、業種を問わず同じ値段で販売しても、顧客に価値を感じて買ってもらえる商品を開発していくことではないか、と説いて推進したのです。買い手の視点から売り手の固定観念を否定する。それが利益を生む基本の原則です。


原則A 売れない原因からヒントをつかむ。
ニーズは絶えず変化する。少子高齢化や単身世帯の増加等消費市場の変化に伴う商品の品揃えや低価格で売れる品の提供等、常に売れない原因を探れば、売れるヒントが隠されている。「市場が飽和してきたから仕方ない」と何かのせいにしたらそこですべては止まります。


原則B 顧客の潜在的な欲望を的確にとらえる。
人間の欲求欲望は、常に変化する。つまり欲しいと思うものが環境の変化によってそれぞれ違ったものになる、この事実を敏感にとらえて対応することです。


原則C 顧客が変化に気がつかないように変化させる
顧客は常に100点満点のレベルを求めます。売り手側は、それを上回る120点の商品をだせば、十分満足してもらえます。しかし、顧客の期待度は一定ではなく、常に増幅するため、顧客が変化に気付かなくとも、変化させて更にレベルを高めていくことが大切です。


原則D アイデアは検証し積み重ねる
新しいニーズを常に店の外にみつけ、取り込むことで発展を積み重ねてきた。例えば、おにぎりです。よい材料を使い徹底的に味を追求して差別化をすれば必ず支持される。そう信じて実行している。新しいニーズはどこにあるのか。アイデアの仮説を立て、失敗を恐れず挑戦し、結果を検証する。儲かる仕組みは、仮説と検証を積み重ねる中でつくられていくものです。新しい事に挑戦することでリスクが回避されるという発想に切り替えるべきです。


原則E 人の成功をマネしない
ものマネする経営としない経営どちらが楽か、するほうが楽なようにみえますが、変化の激しい現在の市場ニーズには不適切です。差別化が今日の大きな経営課題です。競争とは自己差別化です。ものマネは絶対本物以上になれないし、トップをとることもできない。同じようなものならいらないという顧客に、いかに買ってもらうかを考えなければならない時代にものマネをしているかぎり、成功はありえません。


原則F みんなが賛成することはやらない。
新しい事に反対するのは、たいがい既存の固定観念にとらわれているからです。人間は自分が思いつかないことには反対します。一方、私は人が思いつかないことには、それだけ価値があると考える。実行すれば、差別化が生まれ、結果として成功に至ります。反対された事を説得し、実現するのは勇気のいることです。しかし反対意見が過去の固定観念にとらわれたものであり、かつ、自分のやりたいと思う事が、客観的にみても決して突飛でもなく、価値があると思えば、挑戦する。これが儲かるビジネスのための思考と行動の原則です。


以上は、鈴木会長が多年経営者として体験され、多くの試練と情報をもとに創設された、経営のための「理念と発想」であります。

私はそれ等の全てを重く受け止め、潟Zイコー木材の更なる成長のために、皆さんと共に、この「理念と発想」を実行していく所存であります。



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