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会長兼社長講義 バックナンバー【2012年8月30日】

当社では、毎月勉強会を行なっており、毎回1つのテーマに沿って会長が講義を行います。
ここでは、その講義内容をご紹介し、当社がどういう会社か少しでも知っていただければ幸いです。

平成24年8月30日

今企業が求めている人材とはコミュニケーション能力です

 厳しい21世紀の現実のなかで、第44期の事業年度を迎えました。期頭において先ず、今期の目標を定めこれに向かって具体的に何を為すべきかを提案し、実行するためのモチベーション(やる気)を高め仕事に対する各論において常にチャレンジ精神を発揮し、主体性を重視しつつ、果敢な行動力をもち、意欲情熱を駆り立てて、目標貫徹のために責任感と協調性を重視しつつ常に結果をだすための努力を惜しまないことが大切であります。

 「話せる学生」企業は求む…として、日本経済新聞(7月16日)に採用したい大学新卒者の人材像の具体的な項目で「コミュニケーション能力」が全体の59.6%を占め1位となった。評価できる学生時代の経験、実績は「ゼミなどで専門の勉強に打ち込んだ」がトップ(70.6%)意思疎通がしやすく、勉強に励んだ学生のニーズが高いことがわかったとありました。

 これは何を意味しているのかが最も関心のある処であります。つまり企業が求める人材像は「ないと困る能力」であります。

 ここでコミュニケーション能力についてお話しをします。

 定義として、コミュニケーションはラテン語に由来しており「分かち合うこと」を意味している。「コミュニケーション能力という表現は様々な用いられ方をしており、以下のような意味でつかわれることが多い。

 斉藤孝さんは(明大教授)コミュニケーションを単なる情報や知識のやりとりだと思ったりするとコミュニケーションには失敗してしまう。仕事の相手ですら、情報と同時に感情のわかちあいは行われており、それを意識している人とそうでない人では、結果に大きな違いがでる。仕事では初顔合わせする相手とまず食事を共にしたりすることが行われているのは、感情を共有するためである。

 相手が伝えようとしている意味を、自分はしっかりうけとっているのかと自分に問いかけ、自分を理解した内容を反復したり、相槌を適切に打ち、それに対する相手の反応を見ることで、自分が相手を誤解してしまっている部分を自己修正しつづけることが大切でそれによって信頼関係が深まってゆく。

 つまり本当に求められている能力は、相手の言いたいことを的確につかみとる能力であり、さらには、相手が言葉足らずうまく表現しきれていないことまでも洞察し「おっしゃりたいのは、…とうことですね」と肯定的に相手に提案する能力もあると良い。自分の言いたいことがしっかり受け取られている、と感じることで、人は信頼感をもち、次の段階へと前進していくことができるようになる。(以上斉藤先生のお話です。)

 人間は感情の生き物です。人間が生きるために必要なものであって、その感情に沿って神経をコントロールしていきます。コミュニケーションにおける感情の原点がここにあります。人の気持ちが理解できないか、あるいは単純に無関心な人、つまり呑気で軽薄な人を能天気な人又デリカシー(思いやり)のない人といいます。この種の人は先ずコミュニケーション能力の入口で失格の人です。社会人として生きるために必要な要件として、先ず一番に大切ことは、隣人愛であります。これはキリスト教の根本原理でありますが、私は宗教に関係なく人間として最も大切な理念だと思っています。

 コミュニケーションにおける相手の立場にたって物事を考えるという理念も、まさに思いやりの心に基づく言動も、社会人として生きるための必要不可欠な要諦であります。

 私は企業経営における、安心と安全を如何にするのかが、オーナーとしての最も大切な責務であると思っています。

 お客様を始め、社員の皆さんが、この会社に託して戴いている思いを、重く受止めて、全知全能を尽くして、その責務を全うする覚悟であります。あらためて申し上げます。やる気、チームワーク、思いやり、これがセイコー木材の力の根源です。皆さんと共に今期も目標にむかって初志貫徹のために頑張りましょう。



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